2009・秋 韓国の旅カルテ(その1)
韓国より戻りました。
チュソク(韓国のお盆)で韓国にお里帰りしていた、itukiさんが、「韓国にいるうちに遊びにおいで~!」との一言。
その頃、「韓国行きたい病」は重症化の一途をたどっていましたので、我を忘れて飛びついてしまいました。
とはいうものの現実問題。
あーくをおいて行かれるか・・・この状況で私自身が楽しめるか・・・
「行っておいで!あーくは任せて!」
送り出してくれた夫&あーくに大感謝です。
航空チケットの確保には苦労しました。
なんせ出発予定日までは1ヶ月を切っていましたから・・・当然、希望するフライトは全て満席。
「ああぁぁぁ~やっぱり行かれないか・・・」と一瞬諦めかけましたが、「韓国の神様」は私を見捨てなかった。
なんとか滑り込めたアシアナ航空と全日空の共同運航便で羽田から出発。
航空会社はアシアナ航空を贔屓にしているので、この辺も運が良かった。
機内食の充実っぷりが違いますもの。
この日のフライトメニューはシーフードとバジルのドリア&スモークサーモンとパストラミのサラダ(枝豆添え)&日本そば。そしてビールね。
はじまりました~暴飲暴食・飲兵衛韓国旅行の幕開け・・・といいたいところですが、今回はちょっと違いますの。
韓国旅行のレギュラーである相棒のmiw@父と夫がいません。
そしてお世話になるitukiさんは、あらら!?下戸なんです。
この旅行での食事時の飲酒量はビール瓶で1本程度でした。
こんなの~普段の私には食前酒並みです。
その上1次会2次会とだらだら飲みが無いため、就寝も早いこと!2日目なんて22時だったなぁ~。
いつもの飲んだ暮れ~韓国旅行紀をしっている皆さん!
飲酒面では健康的な「品行方正」の旅で、不発?と思うなかれ。
とっても楽しい旅だったんです!
さてさて、金浦空港まで迎えにきてくれたitukiさんと合流。
日本でもそんなに会えないのに(家が遠い)、ソウルで再会することに感動。
ホテルのチェックインをすまし、とりあえず~は食事です。
この旅行中の食は「itukiプロデュース」。野菜食中心でヘルシー嗜好のitukiさんの舌に私は絶対的な信頼をおいています。
私はitukiさんのオススメお料理を、雛のごとく堪能するのみ。
時刻はもうすぐ21時。
仁寺洞にある만두국(マンドゥクッ:餃子スープ)の専門店。
カリカリの部分が最高に美味しい。玉ねぎの入ったポン酢のようなヤンニョンジャンに漬けていただきます。
ふわふわジューすぅいぃぃ~。
私達が食事をしていた後ろのテーブルでは、韓国人の夫婦がケンカをしていて非常に険悪なムードだった。
メールを出した出さないの水掛け論のようだ。(by:itukiさん)
一目を気にせず一方的にまくし立てる妻。
どうみても男性側の旗色が悪かった。反論をするがその10倍ぐらい言い返されている。
韓国女性強しだねぇ!
この光景を見たら一気に韓国に来た気分で満たされた!
食後、プラプラ鐘路(チョンノ)を歩いていたら・・・
火事だ!!
消火活動中で焦げ臭い匂いが当りに立ち込める。
規制線がはられ、渋滞で立ち往生した車と野次馬でごった返していた。イラだった人の怒鳴り声で騒然とする一幕も!
この火事はTVニュースにもなったって!幸いにも2つの店舗が燃えただけで負傷者はいなかったようだ。
というわけで、しばらく「旅のカルテ」にお付き合い下さい。
この悪趣味な真っ赤な壁。情熱的なバラ!
ベットと反対側の壁の一部はやはりバラ柄の摺りガラスになっており、シャワー姿がシルエットとなって浮かび上がります。
ここは・・・そうでございます。
外国人向けに宿泊も可能な「ラブホテル」でございます。
2泊で55,000W。日本円だと5,000円弱かな。
ベットはちゃんと二つ(一つは小さいシングルだけど)ある。
このホテルのいいところは、アメニティ(シャンプー・リンス・ボディソープ・化粧品にいたるまで)が常備されている。(いらんコンドームまであった。)韓国のホテルは通常アメニティは有料なんです。まっ!そういうホテルだからね~。
日中、私達が出かけている間はこのホテル本来の業務「時間貸しの休憩」に使いたいといわれたらしいが、itukiさんが断固として断ってくれた。
まっ!そういうホテルだけど・・・それは、嫌だよぅ!
余談ですが・・・
廊下やエレベーターで遭遇した韓国カップルは、顔を伏せるでもなくみんな堂々としていましたよ。