あーくの右眼。

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あーく。
今年に入ってから週単位で眼圧が上がってきました。
平均20mmHP~25mmHP(正常値20mmHP以下)。
時に30mmHP後半迄上昇することがあります。
一日3回(8時間おき)だった点眼は、時間を決めずに眼圧の上昇を見計らって点眼しています。
高ければ一日に何回も。
目薬の効き目の間隔は、6時間を切るようになってきました。
救いなのは点眼(キサラタン・トルソプト)をすれば、なんとか25mmHP以下まで下がること。
多少高いものの、25mmHP以下であれば視神経の圧迫はないとされています。
でもそれは一時的なもので、またすぐに上昇していきます。
2時間おきだった眼圧測定は、1時間置きに測るようになりました。
深夜(3時)の眼圧測定も復活しました。眼圧の上昇が見られれば、即点眼です。
明け方の4時に薬の効果はでているか、眼圧は下がっているか再測定し、そして朝を迎えます。

こんなに点眼薬を乱れ打っていてはあーくの眼はどうにかなってしまうのではないか?
でも、点眼薬をしなければあーくの眼は、見えなくなります。
葛藤するも、頼れるのはこの点眼薬しかありません。
一滴入魂!!祈るような思い。

おとといも昨日も、点眼してから1時間と経っていないのに、30mmHPまで眼圧が上昇しました。
もうダメだと思いました。
覚悟しているつもりでも、眼圧計の30mmHP以上の数値を見ると、震える。
ダメだ・・・今度こそはきっと下がらない。
パニックになった。
視力がわずかに残る今だったら、シャント手術(眼圧を上げる原因となっている目の中の房水をスムーズに流す管を通します)をすれば、助かるかもしれない。
そう考えがよぎった。
でも、それはすぐに打ち消した。
手術をしてずっと見えているというのなら、喜んでとっくに受けている。
ずっとじゃない。
あーくの通っている東京の病院のデータでは、術後の視力の維持は良くて1年~2年。
早ければ1ヶ月といわれている。平均では1年もつかどうか。個体差がある。
この手術は1週間の入院と術後のきめ細かい管理と通院が必要で、
あーくのように繊細で治療に非協力的な犬は、視力の維持がもっとも難しい。
そもそも、マズル(口輪)をしていても、舌がチアノーゼになっても、泡をふいても、全身で検査を拒む犬だからこそ、病院から眼圧計を借りられたのだ。
だから私達はずっと前から決めていた。
どうあがいても失明が逃れないのであれば、心と体を悪戯に傷つける必要はない。
全身麻酔で命を削ってまでも・・・
1週間檻に閉じ込めてまでも・・・(あーくはきっと気が狂うと思う)
目薬でいけるところまで行こう!自然に任せよう!
手術をするのはあと1回。残った右眼が完全に失明してしまった時の最後の処置。

昨晩。
30mmHP以上、上昇してしまったあーくの右眼に点眼を施しながら、夫に確認した。

「手術は・・・(しなくて)いいよね。」
「うん・・・。」

夫と私、こらえきれず堰を切ったように涙が流れた。
手術はいいよね。この決断は、決して見殺しじゃないよ。
自然に任せることが、あーくにとって一番だよね・・・
私たちはあーくが大好き。

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いいコだ!眼圧下がったよ!
嬉し涙に変わった。

しばらく。
あーくの緑内障について書いた時は、コメントを不可にさせてください。
泣けちゃうから。
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