人気ブログランキング | 話題のタグを見る

갈비탕(カルビタン)カルビスープ

갈비탕(カルビタン)カルビスープ_e0005411_17121424.jpg

このカルビスープ。
韓国では、牛肉を長時間煮込んで、だし汁をとるのがスープの基本。
もっとお手軽にスープを楽しむために、いわゆる日本のコンソメ(牛の細粒ダシ)다시다(タシダ)というものが売られていますが、やはり化学的な出来合いの味になってしまいます。
自然な味を追求するのなら、手作りが一番。
ただし、時間はかかりますけどね。
食いしん坊は、美味しい物を食するためなら、労を惜しまないのです。

このカルビスープを作るために、まずはスープの要、骨付きカルビ肉塊を探すのに右往左往しました。
私がこよなく愛する、在日の多い横浜市南区真金町「横浜橋通り商店街」にいけば、簡単に手に入るのですが、我が家から往復2時間もかかってしまいます。
この日のように、突如として食べたくなることもあるし、市内のお肉屋さんでも塊肉が購入できないものかと探しました。

が・・・ない・・・
2軒・3軒・・・思いつく限りのお肉屋さんのノレンをくぐりましたが、どこも、
「えっ!骨付きカルビ肉??・・・置いてないねぇ」との答え。
肉屋なら、それぐらいそろえとけ!!と、やりきれない怒りが沸いてきましたが、ないものは仕方がありません。
需要がないんでしょうね。
あきらめきれない私。
どうにか代用になりそうな、腿塊肉を泣く泣く購入し、カルビスープを作ることにしました。

塊肉は、両面斜めに1cmほどの隠し包丁を入れ、水からネギの青い部分・しょうが・にんにく・酒を入れて、途中水を足しながら弱火でコトコト3時間程度煮ます。
アクは丁寧に取り除きます。

3時間後・・・スープの味見。
ああ・・・やっぱりコクがない・・・
仕方なく、禁断の韓国の牛細粒だし다시다(タシダ)を少々投入・・・入れたくなかった・・・
なんだか、苦労が水の泡のような感じ。

スープを一旦こし、大根と人参を短冊切りにし、にんにくのすりおろし・玉ねぎのすりおろし・酒をいれます。
具材に火がとおったら、塩・胡椒で味を調え、肉を厚めのスライスにして再び戻しいれ、長ネギの小口切りとごまを散らしたら出来上がりです。
お好みで、春雨を加えるとお腹にも満足。
ごはんを入れて、クッパにしてもとてもおいしくいただけます。

最後に・・・湘南で、骨付きカルビ肉塊のおいてある肉屋さん募集中!
常連になりますよ~
by miwappeA | 2006-01-24 17:46 | +韓国