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감자탕(カムジャタン)じゃがいもの辛い鍋

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サクラも開花したことだし、鍋料理はラストスパートでしょうか。

■감자탕(カムジャタン)じゃがいもの辛い鍋
豚の背骨をじっくり煮込んでダシをとり、じゃがいもを唐辛子ベースのスープで煮込んだ料理です。カムジャタンは「ジャガイモスープ」という意味なのですが、実際は豚肉のほうが主役ですね。肉もがっつりいただきます。
豚の背骨はお肉屋さんで手に入りますが、日本のお肉屋さんの背骨にはものの見事に肉がついていない!ら~めん屋さんがスープを取るぐらいしか需要がためでしょうか。
値段も捨て値。そして食べるトコありません・・・
韓国の場合は、カムジャタン用に処理がほどこされていて、肉もたっぷりついているのですけど。
したがって、日本で売られている豚の背骨は「ダシをとるため」と割り切り、骨付きのスペアリブを加えて代用します。

豚の背骨はきれいに洗って、一度茹でこぼします。血抜きが必要であれば、水につけて一時間位放置します。
たっぷりの水とねぎの青い部分・つぶしにんにく・しょうが(皮付き)・酒を加えて二時間くらい煮ていきます。
灰汁は丁寧に取り除きます。
その間に、フライパンにゴマ油をひきニンニクのみじん切り・しょうがのみじんぎり・醤油・コチュジャン・粉唐辛子・砂糖をいれトロッとするまで炒めます。これはタテギといいます。
一旦濾した豚のスープに、このタテギを加えます。
スペアリブを投入しさらに1時間くらい煮込みます。
最後に塩・胡椒・エゴマの粉(なければすりごま)・テンジャン(味噌)を入れ味を整え、じゃがいも・長ネギをいれ火が通ればできあがりです。
エゴマの葉があれば、豚の臭みがなくなりこの鍋によくあいます。
エゴマの葉とは、サンチュと並んでおかずを包んで食べる韓国の食卓に必ず並ぶ葉野菜。
日本のスーパーではほとんど見かけません。
私は先日のネット通販で手に入れました。
しそとごまを足したような独特なさわやかな香りが特徴ですが、旦那様が苦手なためエゴマの葉はちょっぴりにしました。春菊を入れてもいいかもしれません。

最後に残ったスープはごはんと炒めてチャー飯に。
これだけ時間をかけて作ったスープですからね。一滴も残さずいただきます^^
by miwappeA | 2006-03-23 11:36 | +韓国