豚脚麺
土曜日。
ちょとした買物があって横浜に出かけました。
この日、夫は昼間まで仕事。それから待ち合わせて一緒にランチをとることに。
場所を決めておいて~と言われた私の頭にキラリひらめいたのは、中華街!
ようやく機会がまわってきました。「豚脚麺」!
ご存知の通り、豚足は私の好物でございます。
結婚前のOL時代は「中華街」と目と鼻の先に職場があり、社内の会合にランチにプライベートにちょいちょい足を運んだ中華街の常連さんであったにもかかわらず、不覚にもその存在を知らなかった。
その麺を教えてくださったのは、blogから発せられるその可憐なイメージを壊すほど私に負けず劣らず豚足を愛するchippeさん。blogを始めてなければおそらく未だ知らなかったはず。大・大・大感謝です。
横浜中華街「徳記(トッキ)」
その向かい風か、休日にもかかわらず中華街の人通りは全体的に少ないように見えました。
開帝廟(カイテイビョウ)の目の前にある細い路地を入ると、民家と見間違うこじんまりとした古い店構え。人気店なので行列を覚悟していましたが、すんなり入れてしまった。
有名人のサインが所狭しと壁を装飾していて味への自信を誇示しています。芸能人からアナウンサーからお相撲さんまで!多種多様の方がこの店の暖簾をくぐったようです。
お世辞にも愛想がいいとはいえないおばちゃんが迎えてくれました。
夫は生ビールを注文。
私は昼は飲まない主義。よく見る水玉模様の湯飲みでプーアル茶をすすっていると・・・
夫が注文したのは「豚バラ麺800円」。
わたくしはもちろん「豚脚麺1000円」。この店では「豚脚」と書いて「とんそく」と呼んでいます。麺と豚足は別皿です。
八角の香りの高い豚足煮と、広東風で上品なスープ、コシがありつるりとした食感の手打ち幅広たまご麺。これらが三位一体となって口の中に広がります。
豚足は箸では崩れてしまうほど柔らかい。その気になれば骨まで噛み砕けます。素らー麺の上にじかに豚足をのせて食べてもいいのですが私は別々派。
色は毒々しくも、脂が抜けているのであっさり。プルプルコラーゲンの塊です。中国独特の醤油を使っているからでしょうね。
私は美味い!と思いましたが、夫は・・・好き嫌いがはっきり分かれる味のようであります。
横浜スタジアムの公園内はチューリップが見ごろ。
この日は横浜vs阪神のデーゲームが開催されており、人と熱気であふれかえっていました。
金本の2000本安打がかかっていた試合らしい。だから虎の格好をした人が何人もいたのか。
へぇ~私は野球オンチ。