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眼科狂想曲

眼科狂想曲_e0005411_10485561.jpg先週の金曜日のPCに向かって仕事中、突然焦点が真っ暗になった。
明るいところから急に暗いところに行って眼が暗順応していないあの状態。見ようと思っているところだけが見えない。しばらくすると視野の一部がゆらゆら揺れだして気味悪い。
すぐさま早退すると、その足で駅前の眼科に飛び込んだ。

診察の結果「閃輝性暗点症(センキセイアンテンショウ)」。
この症状は原因が不明だが一過性のもので、ストレスなどが誘発しておこると考えられているとのこと。発作は20~30分で収まり、人によってはその後片頭痛がおこる人もいるようだが、症状そのものは心配はいらない。
ココ最近の激務や身の回りに起きた出来事を考えると、それらのストレスが思いのほか体に悪影響を及ぼしていたのは頷ける。そうか~ストレスだったか・・・と一安心していると、私の眼底画像を見ていた医者がトンでもないことをいいだした。

「緑内障初期の症状があるかもしれませんね~要観察ということで。」
はい?
耳を疑った。
緑内障って年寄りの病気ですよね。しかも序々に視野が失われ最後には失明するとかいう。
私が?
家に帰って思いっきり落ち込んだ。立ち直れなかった。「失明」という二文字が頭からこびりついて離れなかった。夜も眠れずそっと起き出してインターネットで関連のサイトを読みあさり、希望を探した。
そして現代の医学では緑内障=失明ではなく、早期発見早期治療で視力を維持することができると知った。早期治療・・・メソメソしていても仕方がないな。と私は白黒つけるべく、総合病院で診察を受けた。
視力検査・眼圧の検査・眼底検査・視野の検査・・・
診断・・・異常なし!
その瞬間、私は目の前の眼科の先生を抱きしめたくなった。

皆さんも、年に1回は定期検査を受診しましょうね。

<お知らせ>
10/14まで、留守にしま~す。