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麗水へ~韓国ドタバタ紀行・3日目

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旅3日目。
麗水の朝は本当に気持ちがいい。
韓国旅行中、同じ部屋で寝ると決まって悩まされるmiw@父のゴジラのイビキ。
ただでさえ枕が変わると眠りが浅くなる性質。3日も同室で寝ていると、睡眠不足と旅の疲労が重なって首のリンパ腺がパンパンに腫れる。今回はそんな心配は無用。all別室さ♪
イビキから解放された私のあまりの喜びように「そう邪険にすんなよ」とmiw@父は気分を害していたけど、知らぬは本人のみ。あの地底から込上げてくるようなイビキを一晩中聞き続けたら、誰でも殺意を覚えると思うよ。
よく眠れて実にすがすがしい。

*3日目・朝ごはん*
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麗水へ~韓国ドタバタ紀行・3日目_e0005411_1051352.jpgこの日は海沿いの食堂で。
「통장어탕(トンジャンオタン)穴子の汁」。
韓国では長い魚(鰻・鱧・アナゴ等)は一くくりに장어(チャンオ)と呼ばれています。
お店の前には水槽があり、注文が入ると捌かれます。新鮮そのもの。
毎食毎食、海の幸三昧で魚食の私にはパラダイス。
あれ?鍋の写真を撮ったはずなのに・・・・ない。
Oh~!ミステイク!

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食後は麗水港を周る遊覧船に乗って、海上から麗水の町を眺める。
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麗水の海岸は海上国立公園に指定されたれおり、リアス式の海岸線や奇岩、大小の様々な島々が自然のまま残っています。お天気が良く潮風が気持ちいい。
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これは、亀甲船(コボクソン)のレプリカ。
亀甲船(コボクソン)とは、むか~し昔 李舜臣(リ シュンシン)将軍率いる朝鮮水軍が加藤清正、豊臣秀吉による日本の侵攻軍を海上で破った際に活躍した船で今でいう軍艦。麗水にはこの船の造船所がありました。観光名所で船の中も見学ができます。。

*3日目・おひるごはん*麗水へ~韓国ドタバタ紀行・3日目_e0005411_1192897.jpg麗水へ~韓国ドタバタ紀行・3日目_e0005411_10521542.jpg서대회(ソデフェ)お刺身のビビンバ。











これも麗水の名物料理です。
서대(ソデ)とは魚の名前なのですが、真っ赤なチョコチュジャン(酢味噌)をまとって出てきたので正体が分からない。聞いてみたけど相手も説明に困る。
癖のない淡白な味で身は弾力があるが柔らかい。食感からいって平目のような魚かなと思った。何だか分からないけど美味いぞ。
日本に帰り調べてみたら、「ウシノシタ」という舌平目の一種らしい。いい勘しているじゃ~ん!

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好きなナムルを入れて、ビビンビビン(混ぜ混ぜ)。スプーンが止まらない。
あたし、麗水に住んじゃおうかなぁ。

昼食後、海産物のお土産屋さんに立ち寄りお世話になった方々に別れを告げる。
さぁ~高速バスで一路釜山へ!
そしてバスの中で事件が起こった・・・
途中のサービスエリアでトイレ休憩を終えた直後(1回だけ休憩があります)、夫が腹痛を訴える。え~たった今休憩したばかりじゃない。なんて間が悪いの。
「気のせい。気のせい。寝チャイナ~」とお気楽に受け止めるも、顔をしかめて苦しそう。
落ち着きがなくなり、お尻をもぞもそさせる夫。屁をこきやがった。限界か!?人間失格か!?
仕方ありません。夫のピンチに妻が立ち上がる!運転席に乗り込みバスジャック。
「バスを止めて!!!」

・・・それは大袈裟ですが、私の片言の韓国語を理解してくれた優しい運転士さん。予定にはない休憩所にバスをつけてくれました。
この後バスは大渋滞に巻き込まれ、1時間後れで釜山に到着したのですが、夫がトイレに寄ったあの数分が渋滞回避の分かれ道になってたとしたら。面目ない。
乗客の皆様、ご迷惑をおかけしました。

釜山到着は20時すぎ・・・腹ペコです。
*3日目・晩ごはん*
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麗水へ~韓国ドタバタ紀行・3日目_e0005411_10525154.jpgここはmiw@父お気に入りの「곰탕구이(コプチャンクイ)モツ焼きのお店。お店のアジュンマも相変わらずでした。
釜山のチャガルチ市場近くの一角にはコプチャン通りと呼ばれるモツ専門のお店が軒を連ねており、新鮮で全く臭みがないモツがたらふく食べれます。
前回の釜山旅行でここでモツを食し、捨てるもの・臭い・固い・ゴムみたいなどと思っていたマイナスイメージが払拭されました。
概念が変ります。
噛むほどに旨みが増していくプリプリの食感のとりこ。豊富なコラーゲンはお肌にもいいんだって!
麗水では思うように飲めなかったビールをがぶ飲みし、いい具合の酔っ払いです。

釜山入りし、旅も大詰めです。