いつか・・・

でもその瞬間がずっとずっと先のことであって欲しいと願っていました。
日曜日。
あーくの目の容態が急変しました。
早朝3時の眼圧測定(57mmHP)を皮切りに眼圧は上昇。
点眼薬も虎の子の頓服薬も全く効かず、瞳孔が開き目の色が白濁していきました。
幾度となく高眼圧の発作を起こしても平然としていたあーくが目を瞑り、痛みに耐えています。
そして一番恐れていたことが・・・あーく・・・見えていない・・・
私達の呼びかけにあさっての方向に顔をもたげ、視線は宙を彷徨っていました。
この日は東京の病院の休診日。
いちかばちかで係りつけの地元の病院へ駆け込みました。
一か八かというのは・・・筋金入りの病院嫌いのあーく。
指一本触れられることを拒み、どこにそんな力があるんだろうと思うほど全力で治療を拒否します。
不名誉なことですが、狂犬病の注射にも大人3人かかりで押さえつけます。
以前眼圧の発作があった時、この病院に駆け込みましたが、その時も手を施せないほどあーくは暴れました。
できるだろうか・・・

血管の確保ができたのです。
私はこれであーくは大丈夫!そう思いました。
迎えに行ったとき、あーくはとても元気になっていました。
一目散に私の腕の中に飛び込んできて、顔中を嘗め回されました。
でも・・・あーくの残された右眼の視力はもう元に戻ってくれませんでした。

少しでもリラックスさせようと、あーくのお気に入りの公園へ立ち寄りました。
この時、あーくはほとんど見えていません。
突然視力を失い困惑しており、へっぴり腰で1歩1歩こわごわ歩いています。
いつかこの日が来ると思ってました。
その日はずっとずっと来なければと思ってました。
あーくはいつだって土壇場で底力を発揮してくれる!
今回も絶対乗り越えられる!そう思いました。
奇跡を祈りました。残念です。
ごめん。あーく。ごめんね。
昨晩はあーくと夫と私と3人で同じ部屋で寝ました。
あーくが私達の温もりを感じていてくれるよう・・・
あーくは子犬の頃と変わらない寝顔でした。
コメントの返信できないかもですが、開きます。

