족발(チョッパル)豚足

日本で豚足というと、焼肉屋さんで食べる、茹でたものを酢味噌でいただくのが一般的でしょうか。
私も時々買ってきて、チンしてそのまま酢味噌やチョジャン(酢コチュジャン)につけて食べますが、旦那様には「何も味がしない。」と不評なので、甘辛く煮付けたものを作ります。
食べる時に洋からしをちょっぴり利かすと、なお豚の旨みをひきたてます。
食感は、ブルブルの角煮といった感じ。
コラーゲンたっぷりなので、肌が乾燥してきたなという今時分に積極的に食べます。
一度、湯がいているので余分な脂は抜けていて、思ったよりヘルシーです。
ところが、本場韓国で「豚足料理」を食べる全然違うものがでてきます。


こんな感じ。
骨はついていません。
豚の足先ではなくふくらはぎの部分を、角店秘伝のスープで煮ています。
薄く切った肉は、とてもジューシーで柔らか。ほんのり薄く味がついています。
なぜ、煮ているのに豚の旨みをうまく閉じ込められるのかほとほと、感心します。
それらを、サンチュをはじめ様々な葉物に、机一杯に並んだお好みの具をくるんでいただきます。
「豚足」には、日帝時代(日本が韓国を統治していた)36年間。
日韓の暗い歴史の象徴だった時代があります。
「豚足(チョッパル)」というのは、朝鮮人が、影で日本人を侮辱の意味を込めて呼んでいた呼び方なのです。
豚の足・・・ひづめは、2つに分かれていますよね。それが日本人の足袋をはいた足元に似ているからです。
日本にも、朝鮮人を侮辱する呼び方ってありましたよね。
今は「豚足同様」差別用語として死語になりました。
世界中が、民族や肌の色の違いだけで、差別することのなく、一つの和になる平和な日がくればいいなぁと思います。

