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お勉強会に行ってきました。

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麿ママとチャリを連なって、地域のコミュニティセンターでお勉強会に参加してきました。
「放射線、放射能についても学習会」
参加は電話予約による50人の定員制。満員御礼。
関心の高さがうかがい知れます。
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配られたレジメにはなかなかセンセーショナルな言葉が並びます。


お勉強会に行ってきました。_e0005411_10463079.jpg講師はおじいちゃん。
と、思うなかれ、ウィキペディアにも掲載されている反原発の第一人者「槌田 敦さん」スーパーじいさん。
今回の事故に関する書籍を執筆中。
さすがしゃべりのプロ。
時々会場を笑いで沸かせながら、
なぜ福島第一原発の事故は起こったか。
被爆とその影響そして対策。
東京電力と国の責任。
これから汚染列島で暮らしていくには・・・1時間半に渡り分かりやすく解説してくださった。

特に心に残ったことを抜粋して紹介します。

放射能汚染から身を守るために重要なのは
1.逃げる。
2.吸わない。(マスクをする)
3.食べない。飲まないこと。
事故から4ヶ月を経過し、
現在、福島第一原発による放射能漏れは、ほぼ(データを隠蔽してたり、爆発でもない限り)治まっている状態であり、
一般市民が外部被爆する可能性は薄くなっているようです。
雨に当たっても大丈夫と。
これからの問題はそれまでに降り注いだ放射腺物質の土壌の蓄積。
放射線セシウムによる内部被爆。
ヨウ素などと違ってほとんど消えない。一生の間に1/4になるくらい。半減期は3~40年と長い厄介なヤツ。
すでに、牛肉が問題になっているが、これは序章に過ぎないという。
今後、米や牛乳といった農作物へ広がっていくと予想されます。

また、地形や気候によって線量が高くなる、いわゆるホットスポットは、
原発から200km以上はなれた私の住む「茅ヶ崎市」でも存在する可能性はあるとのこと。
現に、県の北西部の茶葉からは放射線物質が検出されて、出荷が停止されていますから。
地域の人が協力して子供が集まる公園などを中心に計り、
線量が高い場所は近づかないようにすることも、地域として住民を守る一つの手立て。


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放射線の線量計。
現在の会場の線量が表示されています。このタイプで48000円とか。

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旧式の線量計。
「線量計が必要なくなる社会を!」というシールが貼られているのが、痛い。

自治体によっては、線量計を貸し出ししているところもありますが、茅ヶ崎市では行っておりません。
恐らくお膝元の市内の衛生研究所で、測定しているからでしょう。
それとは別に生活圏内の線量を知りたいというのは、子を持つ親なら当然のこと。
私もあーくが大好きな公園が安全であるか知りたいですもの。
今後、自治会を通じて市へ働きかけていくということです。

また。先生は放射能の問題をオープンにすべきだといいます。
市内の小学校にも、被災地から避難している子が通っているそうですが、
学校では「差別」を恐れて、放射能教育に対しては腫れず触らずだそうです。
これは反って「差別」に繋がる。
例え被爆者(そんな人はいない)に接しても放射能は伝染しないことすら、子供たちは知らない。
大人が曖昧にすることが、差別を広げていくことに繋がると先生は言います。

正しい知識を持って、極度に恐れず向き合っていくことが大切なことだと思った。
神経質になりすぎることの方が、放射能よりも体に毒です。

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お勉強の後は・・・。
腹減った。
駅前の『鮨tro気仙』でランチ♪麿ママおススメです。
スタイリッシュで落ち着いた大人の雰囲気の店内。
回らない鮨って敷居が高いですが、ランチなら気軽にいただけます。
お店のご主人が宮城県の気仙沼出身で、
気仙沼の漁師から直送の魚介類や相模湾の新鮮な地魚の刺身や鮨が満喫できます。
握り寿司+茶碗蒸し+サラダ+デザートがついて、税込み1575円。
平日なのに、意外とお客さんの入りが良かった。美味しいってことね。
美味しく食べて被災地応援です。

前述の3記事へコメントの返信をしたしました。(まとめてのコメントで恐縮です)
お時間がございましたら、ご覧くださ~い。