오이김치(オイキムチ)きゅうりのキムチ
白菜キムチは別格にしても、「一番好きなキムチは?」と聞かれたら私は迷わず「オイキムチ~!」です。
そもそも、きゅうりは河童に負けないくらい大好き。
それも生食よりも断然、漬け物になったきゅうり。
日本と韓国どちらの味を問わず食べ始めると止まりません。
日本の糠漬けの場合、どんなものでもいいというわけではなく、糠床に漬けて3時間くらいの浅漬けのきゅうりがお好み。
3時間以上でも以下であってもいけない。その変はうるさいのです。
浅漬けが私の好みなので、韓国の「オイキムチ」も浅漬けのうちにバリバリとサラダ感覚で食します。
本当は、オイキムチは2日位おいて1週間で食べきるもの(保存がきかない)なのですが、3日余りで食べきってしまいます。
(食べるスピードの方が速いから、漬からないという説もある・・・)
■오이김치(オイキムチ)きゅうりのキムチ
大好物ゆえ、自分の理想の味に近づけるべく研究に研究を重ねたレシピ。
作るたびに少しづつ改良を重ねていった結果、最近は漬け汁を別に作って漬け込まないこの作り方に落ちついています。
きゅうりはまっすぐなものを選びます。
塩漬けにして両端をもって軽く曲がるくらい放置(1~2時間)します。
その間、大根と人参の極細い千切り、細ネギを3cmに切ります。
大根に塩をし少ししんなりさせた後、粉唐辛子を振りかけて、大根に色がつくまでしっかり手で揉みこみます。
人参と細ネギ・にんにくのすりおろし・しょうがのすりおろし・砂糖・あみの塩辛(あれば)・細粒こんぶダシをいれて混ぜます。
きゅうりを洗って、両端を切り半分にした後、端が切れないように気をつけながら包丁を十文字にいれます。
そのなかへ、先ほど作っておいた具をたっぷり詰め込みます。
タッパに並べて、具から出た汁ごと漬け込めば、出来上がり。重石はしません。
具の中にりんごか梨を細かく切って入れても、味がまろやかになり爽やかな甘みがでます。
1週間位で食べきりましょう。