족발 김치조림(チョッパル キムチジョリム) 豚足のキムチ煮こみ
豚足といえば、おやじ色が濃い食べ物の部類。乙女の食べ物ではないわね。だってピースの形をした豚の足先そのまんまですもの。見た目でダメって方も多いと思います。
でも私にはそんなことはお構いなく、美味しいモノ。お肉屋さんなどで茹でた豚足を見かけると、買わずにはいられない。まず買ってしまいます。
少しだけチン(温めた方が骨離れがよい)して酢味噌をからめて食べる。
酢味噌と豚足を最初にコラボした人は天才です!
・・・と盛り上がる豚足に対する私の思いとは裏腹に、旦那はクール。食卓にのぼっても豚足と目を合わせようとはしない。私に勧められて仕方なく一口・二口、もぞもぞと口に運ぶ程度。しまいには食べるふりをして大部分を柴犬・あーくにあげてしまう。
どうやら旦那には豚足の美味さが分からないらしい。
まあ、大好物を独り占めできるからいいのですが、豚足ってものすごいコラーゲンの塊。脂肪が多いと思われがちですが、長時間煮込んでいるためにゼラチン状になっていて、食べても太らないナイスな食品。
コラーゲンは年齢を重ねてきた旦那の肌にも必要な栄養素。そんな豚足を、ど~にか旦那に食べてもらいたく、調理したのが「족발 김치조림(チョッパル キムチジョリム) 豚足のキムチ煮こみ」でございます。
■족발 김치조림(チョッパル キムチジョリム) 豚足のキムチ煮こみ
焦げつかない鍋にごま油をひき、キムチ(酸っぱいものがいいですね)を炒めます。十分炒めたら酒をジュッと回しいれ、豚足を投入しヒタヒタになる程度の水をはります。沸いてきたら味付け。キムチの汁・コチュジャン・醤油・味噌・砂糖・塩・胡椒・にんにく・しょうがを味見しながら入れて、グツグツ煮込んでいきます。豚足に味が染みたらできあがり。
この日は食い意地が先行して、若干煮込みが足りなかったかな~もう少し汁がトロトロになると良かった。
旦那がガツガツ食べてくれたから「ヨシ!」とするか!